牛乳が苦手な人も心配いりません!
牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロする、という人がいます。
かくいう私も小さいころにいつもお腹がゴロゴロして、お腹がゆるくなって、下してしまうので、それ以来ほとんど牛乳を飲んでいません(+_+)
牛乳でお腹を壊すのは、乳糖という牛乳に含まれる糖への耐性が低い体質が原因なのです。とくに古来、牛乳を飲んできたわけではない日本人には、乳糖不耐性体質の人は多いと言われています。
そのせいか、「腸はスッキリさせたいけれど、乳製品はちょっと抵抗があります」と言われる人は少なくありません。
ヨーグルトも乳製品なので、牛乳のゴロゴロを思い浮かべるのだそう。
でも、牛乳がダメだからヨーグルトもダメだなんて思わないでください。
たしかにヨーグルトは牛乳から作られますが、まったく別物と考えて構いません。
なぜかというと、ヨーグルトは発酵食品だからです。
ヨーグルトは、乳酸菌やビフィズス菌が、牛乳の糖分を分解して乳酸や酢酸を生み出したものです。
つまり、菌の力で乳糖が分解されてしまっているので、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる人でも、ヨーグルトなら食べられるはずなのです。
普段、下し気味な人は、乳製品を避ける傾向が強いそうですが、これはもったいないことです。
何らかの事情で腸内環境が乱れていて、善玉菌が少なく、悪玉菌が悪さをしているために、「いい大便」がつくれず、水分ばかりが出てしまっていると考えられます。
そういう人に、ぜひヨーグルトを食べてもらいたいです。